劇団のアバウトな成り立ち

座長布田敦が大学在学中、中央通り(現クリスロード)近くの今は無き伝説の喫茶店「二番館」で インチキマスター(本人談)のアルバイトをやっていた時、そこに集う常連客を片っ端から甘言をもってスカウトし当劇団を旗揚げ。
以後、全作品を布田の作・演出で上演。

主な作品に「風に吹かれて」「クラブ、ボージャングル」「上海の空」 「ラストテネシーワルツ」「四月になれば彼女は」
但し布田は、異常なまでのサッカーヲタクであることから、ワールドカップ、 ヨーロッパ選手権、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント等の期間中に限り公演活動の自粛を余儀なくされている。

最近の作品の傾向として、巷に流布するいかがわしい「良識」や胡散臭い「ラブ&ピース」に対し 「渡鬼」赤木はるえばりの嫌味とボヤキをチクチク、ネチネチ並べつつも 最後は感涙してもらいませうノリのヒジョーにイヤらしい芝居を展開。
座長曰く「おバカでポップで保守で憂国チックな今時マットウな芝居」 であるらしいが、その実布田が大学の史学科、塾講師時代を通じコツコツ収集した史料を 緻密に精査、論考し反映させた作品の問うところは以外にも深く鋭い。(ACミランのガットゥーゾのタックルに匹敵)

当然布田は、自分探しチックな芝居24時間テレビが大嫌いである。
が反面、マリオンのクレープトロサーモンが大好きらしい。ってなんすかコレ?
結局のところ、中央二丁目劇場の芝居とはオピニオンであり、公演に来たれ老若男女よ!